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5.1

2004-8-8, revised on 2012-04-30

1)

各プロジェクトの利益費用比率を算定すると下表となる。

プロジェクト支出(1000$)現在価値(1000$)利益費用比率
11002002.00
23005001.67
32003001.50
41502001.33
51502501.67

利益費用比率の大きいものから選ぶと下表のプロジェクトが推奨される。

プロジェクト支出(1000$)現在価値(1000$)利益費用比率
11002002.00
23005001.67
51502501.67
合計550(<600)

2)

全ての組み合わせに対して正味現在価値の合計を計算し、最適集合を求める。 Microsoft Excelがどのように最適集合を求めているか分からないので、Excelで求めることをやめる。 (2012-04-30)

Microsoft Excelを用いて得た最適集合を下表に示す。

プロジェクト支出現在価値正味現在価値最適解(x値)費用最適正味現在価値
11002001001100100
23005002001300200
32003001001200100
415020050 00 0
515025010000 0
合計600400

以下、0-1最適化問題として問題を定式化する。プロジェクトを選択するならば1、選択しないならば0となる変数xi,i=1,2,...,5を定義する。問題は以下のようになる。

最大化 (200-100)x1+(500-300)x2+(300-200)x3+(200-150)x4+(250-150)x5 (1)

条件 100x1+300x2+200x3+150x4+150x5 ≤ 600 (2)
各iに対して、xi = 0 または 1

最大化する式(1)と条件式(2)を各iに対して全て計算する場合の数は、

2 × 2 × 2 × 2 × 2 = 25=32(通り)

である。

全ての組み合わせに対して正味現在価値を計算するプログラムを次のリンクに示す。

5.1.awk.txt

プログラムの結果を次のリンクに示す。

5.1.txt

プログラムの結果より、

プロジェクト1,2,5の集合とプロジェクト1,2,3の集合とが、正味現在価値が400000ドルとなる最適集合である。


JavaScript

2024-11-02 5.1.js

Fortran

2024-11-02 5.1.f90


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2012-04-30 revise.
2021-02-17 change XHTML to html5, change shift-jis to utf-8, add viewport.
2024-11-02 add a JavaScript code and a Fortran code.